Nikon Nikkor 28mm 1:2.8 + Kenko LD-055W
ナントも長いタイトルである。
これは何かと言うと、28mmのレンズにワイドコンバーターレンズを付けたのである。
たまたまフィルター径が52mm同士だったので接続してみた。
ちなみにこのワイコンはDVビデオカメラ(SD)用なので、スチル写真には無理があるのではないかと疑いつつ、もしかしたら絞り込めば大丈夫かも、など色々考えながら試写した。
この組み合わせだと計算上は35mmフィルム換算で23mmである。まぁ24mmと考えればよい訳で、これは偶然にも日ごろ使っているパナのFX-66のワイド端とおなじである。
これは比較撮影をしてみないわけにはいかない。
まずはNikon D70に2段レンズを付けた画像から。
次にパナのFX-66ワイド端。
両方を比べてみると、予想通りD70の方は画面の外に行くに従ってピンがずれていく。
この後絞りを変えて撮ってみたが、残念ながら実用レベルまでには改善されなかった。
まぁそれももっともな話しで、DVビデオのSDサイズといえば、720*486(なんとも悲しい非正方画素)しか無いので、こんなワイコンで十分役に立ったということである。
最後にD70の名誉のために、28mmレンズ単品で写した写真を載せておく。
オリジナルを1/3位に縮小しているので違いが少し分かりにくいが、物体の質感や輪郭の立体感などがコンパクトカメラとはマッタクの別物である。